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ISOコンサルタントの気ままな日記

ISOコンサルタントを通じて、日々の出来事や感じることを紹介するブログです。

     
 

品質マニュアル作成上の心得

品質マニュアル作成上の心得

独断と偏見の解説です。

  

難解な用語の、暗黙の了解〔当たり前の品質〕、妥当性の確認〔顧客が使用上での使い難さが無いか〕、類似設計を参考〔同等品の市場の課題、過去の苦情リスト〕、引渡し後の活動〔出荷後に実施の事前の約束、事後の営業訪問等〕、合否判定基準〔検査で不合格にする基準、外観の限度見本〕、該当する法規制〔樹脂、塗料、梱包で6元素の禁止、六価クロムの禁止、フロン洗浄禁止、知らないだけ規制法令は多数ある〕等の定常業務ではなくても、社内で稀に、実施事例への言い替え。

  

例、「妥当性の確認を当社は試作品の顧客評価で実施します」、等の事例が大切です。多数の企業は、難解なので、該当なし、或は具体的に記載せず、難解な用語の事例を避けようとする傾向になり易く、審査の時に、極めて複雑な話に成ります。

  

審査員と相性が良いと、この項は当社には有りませんでも、上手くいく場合も、まれには有ります。

  

所が良く聞くと当初は関係ないハズが、苦情の具体的事例の中で関係が露呈、この場合は関係ないことにしておいたら、楽で有る、の考えは実は後でとても厄介です。後から苦情事例などで、関係ある事柄が出てきたら、他のところへの影響も出てきて、審査の後に最初からの洗い直しが必要で、2度手間になることが意外に多くあるからです。

  

ISO 9001は非常に基本的で初歩の要求事項なので、何か関係する実施事項は無いか?のゼロベースでの洗い直しが、結局は品質マニュアル:QMの作成上は早いと言えるのです、QMでの除外に該当は審査前の最終判断とするのが効率は良いのです。

  

たとえば、引渡し後の活動を稀に行う事例がわかれば、何もこの言葉に悩まされることは無くなります。弱電や自動車の様に全製品への定常的なアフターサービスの制度は無いと決め付けたら、結構厄介です。規格要求の引渡し後の活動は事前に日程の約束が出来ない苦情処理ではない、製品の所有権が移転後の、引渡し前に実施日を決める、約束事です。

 例、「当社の引渡し後の活動は、納品後の展示会への立ち会い確認で、これが展示会の立会い報告書です、」これなら、30秒から1分で終わることが、引渡し後の活動はありませんでは、審査で意外にも長時間が掛かります。  

無いといったら、あそうですかでは審査員は商売にはならないので、無いことを明確にする為に、通常、本当にShallが無いことの確認の質問を始めます。無い証明はとてもむつかしく、厄介なのは、強く否定したら終わるのではないのです。  

こんなことは無いか、あんなことは無いかと、まさに痛くない腹を探るのです、審査員の機関銃爆撃にあう可能性が多分にある為です。その結果は、それ見ろ、規格の要求を良く理解していないだけだ、あるではないか、で不適合が起り得ます。

  

通常生産の実業務に関係が薄い質問は、困ると言われても、稀に実施を見つけるのが仕事の、審査業務なので仕方が無いのです。合否判定基準は「寸法の、±1.0ミリメートル、色はマンセル80番、バリの無いこと」なら30秒から1分で終われますが、標準値だけがあり、限界値の合否判定基準はこの業界には有りません、と言ったら審査は大変なことが起こります。

 その言葉、要求事項の実態がありません、と同じで、規格要求事項の否定表現なので、正に、検査はするが、合否判定基準無しの検査を実施と同じです。でも、基準が無いならそれは検査ではない、詰り、それで良いには絶対になりません。実際には、その様な場合、何らかの「不文律の基準」「必ず有る」。基準は「人」でも上手に肯定表現の「文書化」が必須なのです。

例、野球はストライクの判定基準は文書化、然し、実試合では訓練、認定された、「公認審判員〔人の判定〕が基準」です。  

実際に受入検査はしません、理由は、出荷検査するので受入検査は不要ですと言った企業がありました。それは規格の否定表現なので認証登録をしないになった。この誤解の原因:受入検査とは材料を抜取或は全数検査することだ、と思った。

  

リストのA郡の受入検査は、伝票照合、②A郡を無検査部品に認定しており、無検査受入の受入検査、③抜取検査、①②③の「肯定表現」が極めて肝心です、夫々が受入検査で認められます。QMでは、Shallをしません、の否定表現は禁句です。

  

ISO 9001の受入検査は、「受入材料や部品の特性の検査」を現物での検査する、狭い意味で使用ではなく、MILシート、伝票の照合検収、ネジ等の無検査も含む広い意味での「購入品を確認」する解釈をして良いのです。現在は全業種に適用されていますが、規格が部品の製造業用で始まったので、「購入品の確認行為」「受入検査」の用語を使用しています。

  

従って、ISOでは、「購入品の確認」であり、否定表現は類似品を確認なしに使用する企業と見られ、「受入検査なし」は、素性がわからないものを平気で使う企業、内容は「石ころの勘詰」でもよい企業、品質に無関心な企業に繋がる訳です。

  

従い、「受入検査なし」。企業の回答がこの様な否定表現の場合は、審査員は、認証登録を拒否しますになるのです。

 

もう、お気付きと思います、品質上のロジック、理論が合理的であるか?1本筋が通っているか?を審査するのです。

  

合理的に適用除外しても品質上の問題がないことを説明が出来るもの以外は、QMの記載は肯定表現が必要です「・・・の様な方法、或は□□の手順で実施します、実施の証拠は○○記録です」 これ以外の合理的なQMの記載方法は無いのです。

                                                                      以上