Q きちんと飲めるのが理想なのですが、いつの間にか薬が残ってしまうことがあります A 人間ですからどうしても間違いはありますが、命にかかわる場合もあるのでできるだけ気をつけてください。あまってしまった場合は、病院に持ってきて医師・薬剤師に相談してみてください。 食後に飲み忘れたからといって一回飲まない方があります。もちろん食後・食前など飲む時間を守らないといけない薬もありますが、1日分を三回に分けて飲むときの目安として「食後」としてある薬もあります。よく飲み忘れる方や迷われた場合に医師・薬剤師に相談してみてください。
Q 薬はもらうけど「できれば飲まずに済ませたい」と考えて飲まない方もあると聞きます。 A 飲みすぎると癖になると考える人もあるようです。寝る前の薬などで特にそう思う方があるようですが、眠れないことにより深刻な状況を引き起こすことがあります。 「もうよくなった」と自分で判断して中断する方もあるようですが、それは正しいことではありません。むしろ危険を伴う場合もありますので、医師に相談する必要があります。しかし、とんぷく薬(痛み止め・熱さまし等)は、症状によって自分の判断で中断してもかまわない場合が多いです。
Q きちんと飲む工夫から知りたいことをいろいろと聞いてしまいました。 A 納得して服薬するのが一番いいと思います。今まで「こんなこと聞いてもいいのだろうか」と思っておられた方、気軽に薬局の窓口で声をかけてくださいね。
Q 簡単にできる工夫はありますか? A まずは、薬の袋に『日付を書く』という方法があります。マジックで1つ1つ順番に書いていくわけです。面倒に思われる方もあるかもしれませんが、書くことによってきちんと飲もうという意識付けができるといういい点もあります。
Q カレンダーを利用する方法もあるそうですが? A はい、『服薬カレンダー』ですね。例えば、厚紙に週間服薬カレンダー等を作ってそこに薬を貼り付けたりします。市販品では、ビニール製でポケットが付いていてそこに薬を入れていく物もあります。これだと、水性ペンで日付を書けば書いたり消したりできるので便利ですね。お店によっては、1日ごとの朝・昼・夕に分けたプラスチックの入れ物も売っています。それにお菓子の空き箱などを利用して自作してもいいかもしれません。
Q でも、一人でするのは大変かもしれませんね A 『家族の協力』が得られるととても心強いですね、まとめて置いておくと誤ってたくさん飲んでしまう危険性がありますが、1日ずつ朝・昼・夕の分を置いておけば安心です。また、薬に日付を書いたり、仕分けする作業は高齢になればなるほど面倒に感じがちですが、家族の方が一緒にすることでだんだん習慣がついていくと思われます。逆に、患者様が自分でやりたいと希望されても、何度か失敗があった場合は「心配しすぎかもしれないけど、私が安心できるように」などと相手の気持ちを傷つけない言い方をして、家族の方が手助けをしてみてはどうでしょうか。一人暮らしの方で、ヘルパーを利用されている方はそちらと相談してみるといいかもしれませんね。