トップ プロフィール 日記 アルバム お気に入り

KENOSPOUDI/AN

KENOSPOUDI/AN(軽挙妄動)

カテゴリ >> 食事処と食物屋さん (12件)

12345678910
     
 

岩田醤油醸造場の刺身醤油

 先日行った浦富の料理屋さんで頂いた刺身が非常に美味しくて、その刺身醤油の良さに驚き「これはどこの醤油ですか」と尋ねたところ、この岩田醤油を紹介して下さいました、網代の隣町、岩本で造っているとの事で、今日はさっそく買い出しです。

 ちいさな「岩田醤油醸造場」という看板はあるものの、お店らしきものはありません。図々しくガレージの裏に回ってみると山積みの一升瓶と仕込み水らしき井戸があります。ほどなくご主人とおぼしき方が出てこられました。とても実直そうでしかも風貌に優しそうな雰囲気があり、俳優にも向いていそうな感じの方です。都合3種類の小瓶を買いました。

  名物の刺身醤油はあちこちにあります。たしかにそういうのも美味いのですが、香りが強くて甘味も強く、それで旨く感じるような気がするのです。ところがこの岩田醤油の刺身醤油は薄味なうえに甘味がやや控え目で、味も角張っていません。決して出しゃばらず醤油本来のやわらかい味で刺身を包み、そして魚の旨味をグイッと引き出します。つまり刺身自体の魅力を存分に味わえるのです。「こんなに刺身って旨かったんだ」と感激します。

商工会議所の紹介ページ

添付画像


 
     

     
 

鳥取ゴルフ倶楽部のラウンジ

 私はゴルフはやりませんが砂丘のこのゴルフ場には時折行きます。クラブハウス2Fのスカイラウンジの景色が素晴らしいからです。こちらのウリは「蔵出しカレー」というものです。ところが「蔵出し」というのがどういう意味なのかは説明もないしわかりません。わからなくても美味しいのでOKです。

 黒っぽいルーにトロトロの牛肉が入っています。肉はあまりに煮込みすぎて半ば崩れかかっているので硬いのが苦手な方にはいいかもしれません。ルーはちょっとだけ辛めで、これくらい刺激があると食が進みちょうど良く感じます。生卵も付いてくるので辛さは調整でき、子供でも食べられます。

 セットのミニサラダにポテトサラダが入っています。これがなかなか美味いのです。もっと食べたくなりますが残念ながら単品メニューにはありません。定食や麺類もあるので家族連れでも大丈夫です。宴会もできるとのこと。市街地からさほど離れていないので便利かもしれません。

  ここは広い客席なのでくつろいでゆったり過ごせて気分がいいのです。そして何はともあれ砂丘を一望できるのが楽しくて、ついつい長居をしてしまいます。写真は雨降りですが、晴れた日は声を上げてしまうくらい良い風景です。

添付画像
添付画像


 
     

     
 

寿司 旅館 常天

 会席でいただいた出前のお寿司があまりにも旨かったので今度食べに行こうと調べてみると、その常天というお寿司屋さんには旅館が併設されていました。ちょうど客が1泊する必要があり、宿をそこに決めて一緒に行きました。ついでにお部屋も見学です。

 階段を昇って廊下を進みお部屋に案内されました。下の写真は常天さんのサイトから無断拝借。床の間にブラウン管テレビがあるのはご愛嬌ですが、その右に掛かっている絵がすごいのです。説明すると悪さをしに行く馬鹿がいないとも限らないので詳しく書きませんが、こんな値打ちのあるものを客室に掛けていて大丈夫かと心配になるような代物です。東京芸大が収蔵している江戸時代の絵師の作品ですよ。びっくりです。

 黒檀の床の間に網代天井、大きな座卓は漆の研ぎ出し。茶菓子の皿も伊万里でなかなかのものです。衣文掛けと、それと同じ形の手拭い掛け。まるで時代劇のセットのようなお部屋であります。そのわりに格式ばっていないので気楽にくつろげます。その他の調度は昭和っぽい、なんともレトロな雰囲気です。

 宿としては現代的な利便性を期待できないのですが、不自由をも楽しめる気持ちに余裕のある人にはたまらない楽しいものです。 ビジネスホテルに飽きた旅慣れた人にお勧め。有名な東京本郷の「鳳明館森川別館」をコンパクトにして家庭的にしたような感じです。

 さてお目当てのお寿司。何がすごいってシャリが素晴らしいのです。昔ながらの羽釜を使い薪で炊いているそうで、ほんのちょっと柔らかめに握られたシャリは、噛むと甘みが湧いてきます。 そのシャリの旨みとネタの旨みが混然一体となり、口の中いっぱいに広がります。これは間違いなく美味しいです。そして値段が安く、気さくな雰囲気で言う事ありません。

 鳥取サンヨーの炊飯器はうまいと全国で評判ですが、この常天の炊き上がりを目指して開発されているという噂も聞きました。納得であります。

添付画像


 
     

     
 

花嶋みそ・こうじ店

  寒くなるとうまい味噌汁を頂きたいというわけで、吉方温泉町の花嶋みそ・こうじ店さんへ行ってきました。ずいぶん昔に「あそこの味噌はうまい」と聞いていたからです。

 鳥取市街でこうじを製造販売しているお店は、今では瓦町の花房こうじ店さんとこの花嶋みそ・こうじ店さんの2軒だけだと思います。こうじは漢字で「麹」と書きますが、こちらは酒造関係でよく使うようで、なぜか味噌や醤油では「糀」の字を使う事が多い気がします。鳥取市の2軒とも「花」の字が含まれているのは偶然なんでしょうか。

 さて今や珍しくなった量り売りのスタイルで「特上」というのを買ってみました。試しにやや薄味で頂いてみると、ショック! 驚きのうまさです。高級料理屋の味です。いい香りと豊かな味わいが広がり、まろやかで雑味がなく上品極まりないのです。出しゃばらないので具の味を引き立てます。ただしダシは選ぶようで、いりこより昆布や上等な鰹がいいようです。

 1kgが820円ですのでビックリするほどは高価ではありません。こんなにうまい味噌が鳥取にあるなんて!

添付画像


 
     

     
 

やぶきん

 創業80年の老舗、やぶきんさんに行ってきました。しばらく前から「新そば」と看板が出ていたのが気になっていたのです。そこで頂いたのが「ざるそば」。

 味は正直言って予想を超えた(失礼)美味さでした。 手打ちと言っても流行の田舎蕎麦ではなく、しっかりと挽いてある肌理の細かい色白のものです。茹で具合もちょうど良く、さらし方も良く、滑らかにツルリと喉を通ります。ダシはかなり薄味で特徴と言えるほどのものはないけれど、繊細な蕎麦の風味を損ねません。蕎麦を全部漬けても大丈夫なくらいです。

 北海道、信州、大山のそば粉をミックスして使っておられるそうで、 こだわりがあるのでしょうが、店構えと店員さんが気さくなので気楽に頂けるのも良いのです。プライドが高く押し付けがましい蕎麦屋が多くて辟易としていたので、リラックスして頂けるのはうれしいものです。

 

画像はやぶきんさんのサイトから拝借。 写真と違って海苔は乗ってませんでしたが、ない方が良いでしょう。

 

11/3 追記

 「そば粉をミックス」と書きましたが、それぞれの粉で打ったものを日替わりで出しているそうなので訂正します。というのも今日もまた行ったら今度は黒っぽい蕎麦だったんです。これは大山の粉だそうで、それに合わせてか少しダシが濃い目でした。初出のは北海道産のそば粉だったようで、こちらの方が気に入りました。

添付画像