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KENOSPOUDI/AN

KENOSPOUDI/AN(軽挙妄動)

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都心散策

 所用で東京日本橋に滞在しております。日本橋から神田にかけての界隈は昔からうなぎ屋が多く、またビジネス街でもある事から一杯飲み屋もたくさんあります。すると夜ともなるとうなぎを焼くタレの匂いと焼き鳥を焼くタレの匂いで街が充満するのです。宿のそばには誰かの随筆で読んだ記憶のある「大江戸」という老舗うなぎ屋があるのです。帰るまでには一度は頂きたいと思っております。

 今日は夕方まで時間があったので散歩です。道路標識に神田と書いてあり、それなら神保町も近いはずと歩き始めましたが、歩けど歩けど着きません。鳥取にいるとクルマでばかり移動しているのですっかり脚が萎えており、30分も歩くと痛くてしょうがありません。いけませんねえ。

 神保町は古本が目当てです。足にマメが出来て立っているのが辛いのであまり物色はできませんでしたが2冊ゲットしました。

・「時間の思想」永藤靖著
哲学系の時間論と思って手に取ったものの、昔の人の死生観が主に書いてあります。それもまた面白そうなので買いました。

・「『面白半分』の作家たち」佐藤嘉尚著
「面白半分」というのは70年代の月刊誌で、当時活躍していた小説家が持ち回りで編集をしていました。その裏方である佐藤氏の回顧録です。小説家といっても吉行淳之介をはじめとする「行儀の悪い」作家ばかりで、当時の文壇の半アングラな側面が垣間見れるのです。

 2冊で600円。安上がりな娯楽です。また日本橋界隈には江戸時代の史跡がたくさんあり、ちょっと歩くと碑や解説の看板が立っており、それを眺めるのも面白くてあえて大通りの1本裏道を歩きます。せっかく現代の都心にいながら興味の先はもっぱら昔の事ばかり。これも一種の浮世離れかもしれません。



 
     

     
 

ドクターヘリ

 昨日鳥取県立中央病院の横を走っていると見慣れぬヘリコプターが低空飛行してます。外来駐車場のあたりに着陸したので見に行ってみました。なんと豊岡のドクターヘリなんですね。広域で活動しているようです。
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googleカー

 今日午後、鳥取砂丘方面を走っているとルーフに怪しいカメラを搭載した軽自動車が走っておりました。これはgoogleストリートビューを撮影しているgoogleカーなのかもしれません。
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旧型フィット

 義父から譲り受けた旧型のホンダフィットに乗ってそろそろ2年半になります。総走行距離は5.5万キロ。今回はいまさらながらのインプレッションです。

 このクルマに乗ってまず思うのはシートの座面角度が前のめり過ぎる事です。 いくら調整しても尻が落ち着きません。これだと太ももを座面に預けられないので長距離ドライブが疲れます。全体的に薄いシートながら出来は悪くないのでちょっと残念なところです。リアシートに座っても意外と足元に余裕があり、4人乗車もじゅうぶん実用範囲です。シートアレンジもまずまずで、リアシートを倒せばけっこうな容量です。ぱっと見より車体が大きいので室内空間に余裕を感じるのかもしれません。Aピラーが太くて斜め前方の視界が遮られるのは慣れるまで時間がかかりました。

  ステアリングは太めで直進安定性も良く、ずいぶんしっかりした感じがします。エアバッグが出てくるあたりの表面処理が弱いのでキズが目立ちます。ハンドリングは上出来。常用範囲をちょっとくらい超えても不安はありません。ブレーキも踏み始からよく効く感覚があり、車重が軽いせいか実際に制動距離も短いようです。低速時にエンブレがギクシャクするのはご愛嬌。最初は驚きます。

  このクルマのウリの燃費です。市街地と郊外が混在する場面で18km/l~21km/lです。スタッドレスを履いてエンジンがなかなか温まらない不利な冬季は15~18km/lに落ちます。夏場に丁寧に走れば23km/lで、長距離だと26km/lくらいは軽く走ります。最高記録は鳥取~境港間で31km/lです。もっとも計測誤差があるので数パーセントは割り引かないといけないかもしれません。 それでも軽自動車より燃費はいいし、渋滞さえなければハイブリッドの必要は感じないレベルです。おそらガソリンエンジンの乗用車としてはこれくらいの排気量が効率がいいんでしょうね。普通に走っても1800rpm以上回す必要がないですから。この次のモデルは車体をサイズアップして、しかも公称燃費が同じです。ということはホンダさんはその気になれば同一サイズでもっと燃費のいいフィットも作れたはずですが、そうしなかったのは新型はサイズアップするセオリーがあるのと、もうひとつはインサイトの存在価値がなくなっちゃうからではないでしょうか。それくらいフィットは良く出来たクルマだと言えそうです。新型は街乗りにはややサイズが大き過ぎる気がしないでもありませんが安全性は高そうです。

 このクルマに乗って、ホンダさんは真面目に内燃機を作ってるんだなと感じました。ハイテクを使わずにこれだけ高効率のエンジンを安価に作り、パッケージにちょうどいいセッティングする技術は相当なもので、これは他社の追随を許さないでしょう。ボディとエンジンが高い次元でフィットしているのがこの車名の由来のような気がします。ずいぶん褒めましたが、実はそろそろヤンチャなクルマに乗り換えたくなってきております。よく出来でいるがゆえに、反対にアクの強い大馬力のクルマにあこがれてしまいます。いけませんねえ。

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さらばネズミ

 去年の暮れに届いた荷物の中にネズミが入っておりました。尻尾をのぞく体長は3センチほどしかありません。虫かと思ったくらい小さくて、けっこう可愛いのです。このまま寒風吹きすさぶ厳冬の戸外に放り出すのも可哀想なので、水槽に入れてしばらく飼ってみることにしました。

 名前をアルジャーノンと決め、古米やクッキーなどを与えました。ネズミだけあって何でも食べます。 シュレッダーの屑を撒いてやると巣を作ります。ペットボトルのフタや木片を置いておくと器用に移動して水槽の上部にジャンプするための道具にします。想像していた以上に賢いので驚きました。

 春になり暖かくなってきたので逃がしてやる事にしました。とはいえ3ヶ月も共に暮らすと情が移って別れがたくもあります。しかし体長も2倍に伸びて狭いところに閉じ込めておくのも不憫です。そこで山の中の展望台に行って藪の中に開放です。

 しばらく走っては振り返り、また走ってはこちらを振り返ります。まるで別れを惜しんでいるかのように見えますが、きっと狭い水槽に長くいたので壁がない事に戸惑っているだけでしょう。ともあれこれで見納めです。さらばアルジャーノン。

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